骨が足りない方のインプラント治療
インプラント治療の高い機能性は、骨とインプラントが強く結合することによって得られるます。
そのため、安全で長期的に安定するインプラント治療を行うには、土台となる顎の骨が不可欠であり、
骨が不足しているケースでは、治療を断られてしまう場合があります。
骨が足りない方も
骨造成術で
インプラント治療を可能に
骨造成術とは、痩せてしまった骨を増やす治療の総称であり、適した骨造成術は治療部位や残っている骨量によって異なります。当院では、患者様に適した骨造成術を選択し、トラブルを防ぎ長期的に機能するインプラント治療に努めています。
当院の骨造成術
Bone augmentationGBR(骨誘導再生)法
顎の骨幅や高さが足りない場合に採用されます
ソケットリフト
上顎の骨の高さが足りない場合に採用される術式です。
サイナスリフト
上顎の骨の高さが極端に足りない場合に採用されます。
骨造成を回避できる場合もあります
Avoidanceインプラントの埋入位置や角度、使用するインプラントの種類によって、骨造成も回避できる場合もあるため、当院では安全性や機能性、長期的な安定性などを総合的に審査・診断し、設計します。
総入れ歯を長くお使いの方も、1Dayインプラント Max Newによって骨量の多い場所を選んでインプラントを埋入することで、骨造成を回避できる可能性が高まります。
糖尿病や高血圧など
持病をお持ちの方の
インプラント治療
インプラントは手術が必要になるため、全身疾患をお持ちの場合、身体に大きな負担がかかる可能性があります。そのため、持病の種類や程度、服用している薬によっては、治療が難しい場合があります。
- 糖尿病
- 高血圧
- 心血管疾患(狭心症・心筋梗塞・心臓病等)
- 脳血管疾患(脳梗塞・脳卒中等)
- 骨粗しょう症
- 腎疾患
かかりつけ医との連携・麻酔医の立ち合い
全身管理下で治療を行います
当院では、かかりつけ医と連携して全身状態を把握し、
万全の対策を行ったうえで、インプラント治療を行います。
麻酔医が立ち合いのもと静脈内鎮静法を併用し、
全身管理体制下で治療をおこないます。
徹底した全身管理体制
System全身疾患をお持ちの患者様は、治療に対する不安・ストレス等が呼吸や血圧に影響する場合があり、全身の安全を確認しながら治療を行う必要があります。
当院は、麻酔医が常に全身状態を監視し、全身状態の異変に迅速に対応できる体制を整えております。
静脈内鎮静法の併用
半分眠っているような状態を作り出す静脈内鎮静法を利用し、不安や緊張をできるだけ和らげて治療を受けられます。
手術当日は麻酔医が担当し、局所麻酔と併用することで患者さんの痛みと精神的なストレスの緩和を行っています。
静脈内鎮静法のメリット
- 血圧や心拍数を安定させる
- 自発呼吸が可能で、入院が不要
- 全身麻酔よりも回復が早い
- 健忘作用で治療中の嫌な記憶が残らない